三世代家族のブログ

三世代で同居している、じいちゃん、ばあちゃん、パパ、ママ、孫たち、みんなで投稿します☆★

じいちゃん(ジョナサン) 海外

コーヒーですか?ティですか?

投稿日:2019年5月1日 更新日:

Ccシンガポールで友達の家を訪ねると、友人は暖かく迎えてくれた。そしてすかさず「ジョナサン、コーヒーがいいですか、それともティー(紅茶)がいいですか」と聞かれた。『コーヒーをお願いします』と言うと、今度は「ミルクを入れますか入れませんか」と尋ねられた,『じゃミルクをいれて下さい』と応えた。さらに友達は「砂糖を入れますか、入れませんか」と尋ねて来た。『それでは砂糖をいれて下さい』と答えた。これは一度だけの経験ではなくごく日常的会話であった。相手の好みを尊重するという文化なのだ。


18年ぶりに日本に帰国した。子供は皆外国生まれで現地の学校で英語で授業を受けていたので、帰国子女の特別学級のある福岡教育大学附属小学校に編入させて頂き,親も福岡に移り住んで福岡で再就職した。 そこで、年末には当然のごとく忘年会と言う飲み会があった。皆お酒を酌み交わして親交を深めるのだ。お酒が嫌いな人も,飲めない人も、さあ飲め飲めである。飲まないと言っても一杯だけと言って、無理やり飲まそうとする。飲まないと付き合いが悪いと言われるので仕方なく飲む人もいる。そして社長を始め上司や同僚のところを回ってお酒を注いでは楽しく話をする。これも良き日本の文化なのだ。


しかし長年外国生活で『コーヒーですか、ティー(紅茶)ですか』と聞かれて来たので、自分がお酒が飲めなくても嫌いでも飲めと言う日本の独特な文化習慣に戸惑った。私は日本人ではないのかな?そうだ、私はジョナサンなんだ。私はお酒は飲まないので何回勧められてもウーロン茶で通した。お酒を飲まなくても楽しく会話もできる。いよいよ私のスピーチの番が回って来たので、あのシンガポールでの「コーヒーにしますか、紅茶にしますか」という話を面白おかしく皆にしてあげた。すると、次回からの飲み会では誰一人私にお酒を飲めと言う人はいなくなった。そして私に「ウーロン茶にしますか、オレンジジュースにしますか」と聞いて来た。実家の兄の家に帰っても「コーヒーにしますか、紅茶にしますか」と兄から聞かれる。兄にはシンガポールでのあの話をした事があるからだ。

外国に行くと日本の常識が通じない事も多々ある。強制はしない、相手の意思を尊重する、皆同じでなくてもいいのである。

-じいちゃん(ジョナサン), 海外

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