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じいちゃん(ジョナサン) 自然

ナベツルの越冬地➖山口県周南市八代と鹿児島県出水市

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ラジオニュースで今年も八代にナベツルが飛来して来たと聞いた。

山口県周南市の八代盆地は周囲が山に囲まれ自然豊かで静かな農村地帯である。

ここ八代は本州で唯一ナベツルが飛来して越冬する「つるの里」であり、古い昔から人と鶴が共存しているところである。

ナベツルはツル科のツル属に分類される大型の鳥類で、シベリア南東部で繁殖し、冬に日本にやってくる渡り鳥です。全体的に灰黒色をしていて、首から上は白く、登頂は赤い皮膚が露出しています。身長は90-100cm、翼長は45-50cm、くちばしは10cm程度、体重は3.5-4kgぐらいです。周南市八代のナベツルは「八代のツル及びその飛来地」として特別天然記念物に指定されています。

ナベツルは八代に10月下旬から11月上旬にシベリアから飛来し、ここで越冬して3月の上旬の晴れた日に又シベリアに向けて旅達ます。シベリアから日本まで約2000kmもの距離を途中、中国大陸や韓半島を中継地として休みながら約20-40日かけて日本にやって来ます。

飛行の早さは時速約40キロで高度は約1000mと調査では判明しているようです。まさに命がけの旅です。

昔は、日本各地に飛来していたナベツルも、現在では周南市の八代と鹿児島県の出水市以外には見ることが出来なくなった。なぜこの2個所が残ったのか?自然環境が優れていることはもとより、地元の人々のツルに対する愛情、ツルの保護の為に努力した結果だと言えます。その証拠に八代にはツルの墓まであります。

江戸時代には幕府や各藩がツルの捕獲を厳しく禁じていた為ツルは日本の各地に舞い降りていた。しかし幕末から混乱期に入ると、保護鳥の制度や天然記念物の制度がない為ツルは乱獲された。しかし八代村だけは明治初年ごろに、ツルを愛する人々の自発的申し合わせによりツルの捕獲を禁止した。この為難を逃れたツルが安住の地を求めて八代盆地に集まってくるようになったと言われています。

ツルは一度つがいになると、相手が死ぬまでその相手と夫婦を続ける事が知られています。

photo:08

平成元年(1989年)3月、周南市八代盆地に春が訪れ、ナベツル達はシベリアを目指して一斉に旅たって行きました。しかし1羽のツルが盆地にとりのこされ、悲しげに泣き続けていました。この泣き声をきいた1羽のツルが、北帰行の群れを離れ再び八代盆地に舞い戻って来たのでした。
実はこの2羽のツルは夫婦でした。取り残されたツルはメスで左羽にケガをしていた為に飛び立てなかったのでした。メスの鳴き声を聞いて舞い戻ったのがオス。その1週間後、メスのツルのケガも癒えて、夫婦仲良くシベリアへと旅たって行ったそうです。私達人間もツルの夫婦からたくさんの事を学べそうです。

ナベツルの八代盆地への飛来数は減っております。一番飛来数が多かったのが1940年(昭和15年)に355羽、1975年(昭和50年)には100羽近くのナベツルが八代盆地に飛来していました。しかし近年は10羽前後に推移しています。減少の理由として親鳥から独立した若鳥達は大きな集団に引き寄せられて鹿児島の出水市に行く。農業が衰退し八代でも農業者の高齢化や後継者不足で山間地域の農地の荒廃が進み生息に適する環境の減少。八代周辺の開発が進み渡来したツルの安息場所の減少などがあげられている。


-じいちゃん(ジョナサン), 自然

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