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じいちゃん(ジョナサン) 家庭連合

北海道旭川での開拓伝道時代

投稿日:2019年7月24日 更新日:

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(1970年代の初頭、旭川開拓伝道所の初期の兄弟姉妹と共に。右から2人目が筆者、当時22才)

その昔北海道は蝦夷地と言われていた。先住民はアイヌの人達だ。アイヌの人たちはアイヌ語を話すが、文字を持たないと聞いた。その為アイヌ語は親から子へ、子から孫へ口伝えで伝承されているという。そのアイヌ民族の住む蝦夷地へ内地から人々がやってきて、未開地を開拓していった。寒い北海道での開拓民の苦労は想像を超えるものであったに違いない。私は大学で酪農を勉強する為に1968年に北海道に渡った。それから1975年まで7年間北海道に滞在した。年齢で言えば18歳から25歳までだ。それから結婚して海外宣教に行った。

約3年半前の2016年1月に旭川の教会の姉妹から旭川教会の入堂式があるので旭川教会の初期の頃の開拓の様子を教えて欲しいと電話があった。それでその当時を振り返ってみた。実は大学を2年で中退し家庭連合に献身し、旭川に開拓伝道に行って約2年間滞在した。もう随分昔の事だから年代は、はっきりと覚えていないが1970年代の初頭だ。2人で行ったが、もう1人の男性は元自衛隊出身の真面目一本の融通の利かない堅い人だ。教会長は私で、彼は伝道師の肩書き、教会用語ではアベルとカインだ。神様はある理由から弟アベルが中心者として立てられ、兄カインを愛することによって自らの堕落性が脱げるというもの。カインはアベルを愛し、従い、屈服することにより堕落性が脱げるというもの。2人が一体化すれば教会が発展し、一つにならなければ発展どころか、地獄となり教会の発展はありえない。

私達は拠点として、旭川市の旭橋を渡ってすぐ右のアパートをまず借りた。借りる事は出来たものの、開拓伝道所は何もない無の状態であった。持っていったものは聖書と文鮮明先生が解かれた原理講論と数少ない服のみであった。何もないけど胸に希望だけあった、神様が私達と共にあり、ここから多くの兄弟姉妹が神様の御言葉を聞いて復帰されて行くだろうと言う確信だけは人一倍持っていた。

私がまず最初にやった事は、木工屋さんに行って一枚の看板になる板を買った。そして看板屋さんに行って旭川開拓伝道所と書いて貰ってアパートの外に掲げた。

旧約聖書の創世記第1章1節を見ると「はじめに神は天と地を創造された。地は形なく、むなしく、やみが淵の表にあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。」とある様に神様の創造前は無の状態であった。そして1日目に光と闇、2日目に大空、上の水と下の水、3日目に 海と陸地と植物、4日目に日と月と星、5日目に魚と鳥、6日目に哺乳類と人間の6日間に渡って順次創造され、7日目に休まれた。

旭川開拓伝道所は創世記と同じ様に初めは無であった。1日目はまず看板を準備した、2日目には伝道者に講義をする為に黒板やチョークを準備した。この様にやがて訪ねてくるであろう、旭川の兄弟姉妹に神様と人生の根本問題を解いた統一原理を講義をする為に最初1週間は未だ見ぬ受講者の為に胸をときめかせて準備したものだ。

その時本当に神様の創造の過程を体感した。神様はやがて生まれてくる子供、アダムとエバの為に心をときめかせて、太陽や月や星や植物や花や果物や魚や動物など万物を6日間をかけて創造されていった。それも全て愛するわが子の為に、子供が喜ぶ笑顔を想像されながら、神様お一人胸をときめかせながら創造されていったでしょう。

旭川滞在期間聖書も旧約聖書と新約聖書を2年間の内に完読した。そして統一原理の受講者の無い日は旭川出身の小説家三浦綾子さんの「塩狩峠」や「氷点」などの本も読んだ。毎日公園の中にある聖地祈祷も欠かさず行った。旭川の冬は寒く氷点下10度20度は当たり前で氷点下40度まで体験した。本州では見れない樹氷も見た。7年間の北海道の生活を終えて山口の故郷に一時帰省した時、両親に北海道のお土産に熊の木彫りをアイヌの人に特注で彫ってもらって贈った。熊の木彫りをとても喜んでくれた両親も二人とも既に他界した。鮭を担いだ立派な特注の熊の木彫りはどこに眠っているのだろうか。

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(後に伝道所を最初に伝道された長谷川さん宅に移す。長谷川さんと伝道所の看板)

-じいちゃん(ジョナサン), 家庭連合

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