1993年にアフリカから帰国した家族にとって、特別な映画は『天使にラブ・ソング』だった。1992年に製作されたというアメリカ映画がテレビで放映され、ビデオに収めて何度も何度も観た。
すでに、日本の生活に馴染んで来ていた子どもたちは、『天使にラブ・ソング』の邦題に違和感があったかどうか定かではないが、この映画の原題がSister Act だと、私は随分後になって知って、やっとガッテン!
ウーピー・ゴールドバーグ扮するクラブ歌手が殺人現場を目撃してしまい、修道院にかくまわれて巻き起こす騒動を描いている。Sister というのは、姉妹ということではなくて、修道女のこと。修道女の素敵な振る舞いのストーリーであると同時に、修道女のふりをした女性のストーリーであるという題ではないか。
あの懐かしいサウンド・オブ・ミュージックの逆バージョンで、厳格と思われる修道院での人間味あふれる映画。ウーピー・ゴールドバーグのお茶目な人間性が素敵^^
