三世代家族のブログ

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じいちゃん(ジョナサン) 海外

海外から帰国して気付いた日本の良さ

投稿日:

ナイロビのキリン公園にて

18年海外生活をして今はこうして故郷に帰って暮らしていますが海外と日本の相違点、特に日本の良いところをあげて見たいと思います。私の行っていた国々は東南アジアとかアフリカとか発展途上国です。

私の生まれ故郷は山口県の山陰に位置します。住民の性格は非常に温和で正直で警察などいらないと言う様なところです。高校生までそこで暮らしていましたが家に鍵をかけることなど殆どありませんでした、我が家だけでなく周り近所もそうでした。現在山口県の市街地に住んでいますが、それでも車の窓を閉め忘れていたとしても、車の中のカーナビなどそのままあったことには驚きました。

この様に人を信じることが当たり前の社会の中で生きて来た私が海外に行って一番悩んだことは日本の社会と違うと言うことでした。ウガンダでクーデターが有りましたが、人々はアラブやインド人の店から思う存分略奪を始めました。それは物の欲しさとともに、経済を牛耳るアラブ人やインド人に対する反感、うっ憤を晴らす、富むものは貧しいも者に分け与えて当然と言う自己正当化する独特な論理。東日本大震災の時、略奪など起こらず人々は秩序整然と並んだり助け合っている姿は海外メディアや在日外国人にとって驚嘆に値いしたのです。

宣教師としてこのアフリカの人々、国、文化、食べ物、習慣など全てを受け入れ愛さなければと言う気持ちと、なすがままにすれば騙され、裏切られ、奪われ、泥棒されてしまうというその狭間の中にあってジレンマを余儀なくされました。しかし全てをご存知の神様がおられるということが唯一の慰めであり、苦労しただけ、騙されただけ、犠牲になっただけ神様は良き人を送られ共に働く人となりました。

日本社会は基本的には「約束」を守る民族だと思います。個人対個人にしても、ビジネスのパートナー同士であっても、国と国との関係であったとしてもこの信頼関係がとても重要であってこれがややもすると海外では軽視されがちです。これがどんなに大切なことか海外に行って始めてわかり、日本に帰国してこの部分でほっとするのです。

例えば村に学校建設を始めました。勿論現地の業者と契約して行うわけですが、業者は利益を増やす為にセメントと砂の規定の割合を砂を多くしてセメントの割合を少なくする。すると数ヶ月も立たないうちに教室の床に穴が空き始めるのです。この様な目には見えない闘い、信じてあげたいけど信じられない。

又、私達夫婦は二人ともプロジェクトや教会の仕事で忙しいためお手伝いさんを雇っていたのですが、ある日家に帰ってみると門は開けられ、家の中は荒らされて、子供達の服も家電製品も盗まれていました。お手伝いさんが、隣のガードマンと共謀して色々なものを持ち去って行ったのです。頼みの警察もお金次第で動くどうかを決めるのです。日本の国が途上国に何かの資金を供与したとしてもその資金が戻って来ると期待してはいけない、あげた気持ちでやらないとあとで落胆するだけです。勿論、日本の中でも悪いことをするものはたくさんいるわけですが。

又、日本ほど時間をきっちり守る国はありません。私の行った海外では約束した時間にくることはほぼありません、しかし、それでも日本人の様にカンカンに怒らないのです。韓国にはコリアンタイムがあり、タイにはタイの時間があり、半日ぐらい遅れてもへっちゃら。中国人は約束した相手に少しでも待たせて、あとから来たものが偉いと考える。ウガンダの汽車の時刻表はあって無い様なもの、人々は途中から汽車に飛び乗り、途中から飛び降りる。どの様にして乗客をコントロールしているのか不思議なくらいだ。

本当に日本は四方を海に囲まれた島国ですが、世界の人々が持っていない良いものを持っている民族だと思います。誇りを持って、勇気をもって、自信をもって、世界に貢献できるものがあると思います。

-じいちゃん(ジョナサン), 海外

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