三世代家族のブログ

三世代で同居している、じいちゃん、ばあちゃん、パパ、ママ、孫たち、みんなで投稿します☆★

ばあちゃん(さっちゃん) 童謡詩人 金子みすゞの詩

私と小鳥と鈴と A Little Bird, a Bell, and Me Poem;Misuzu Kaneko

投稿日:2019年9月29日 更新日:

私が両手をひろげても、

お空はちっとも飛べないが、

飛べる小鳥は私のように、

地面を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、

きれいな音は出ないけど、

あの鳴る鈴は私のように

たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、

みんなちがって、みんないい。

A Little Bird, a Bell, and Me

Poem; Misuzu Kaneko

Translation,Illustrations; Midori Yoshida

Even though I open my arms wide,

I still can’t fly in the sky at all.

But a little bird who can fly,

Can’t run on the ground as fast as me.

Even though I shake my body,

I still can’t make a sound as beautiful as a bell,

But that ringing bell

Doesn’t know as many songs as me.

A bell, a little bird, and me,

We’re all different and all wonderful.

「赤信号みんなで渡れば怖くない」という言葉を聞いたことがありますね。

1980年の流行語になりました。日本人の群集心理をついた鋭い言葉ですが、和を尊ぶ日本人の気質から生まれたようにも感じます。

「みんなと一緒でなければならない」「みんなと一緒でなければ恥ずかしい」という社会の中で、みすゞさんが「みんなちがって、みんないい」と詠ったことは、勇気ある行動だったことでしょう。

 

 

-ばあちゃん(さっちゃん), 童謡詩人 金子みすゞの詩

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

女の子とは?  金子みすゞの時代(100年前)と50年前、そして現在、未来は~

50年も前になるが、私の高校は公立の女子高校だった。(現在は男女共学になっている。)ある古文の授業で、高齢の男の先生が呟いた。「君たちはいいなぁ~」と。話しを聞いてみれば、「君たち、女子には3つのチャ …

「数え天狗」さん・・・同居の孫Ⅱ

 2歳になったばかりの同居の孫Ⅱ(男)は、まだお話が出来ない。言える言葉は未だに、「ママ」と「アンパンマン」だ。パパは、「パパ」と言っているとも確信しているが、、、  言葉は話せないがそれでも、周りの …

no image

母の思い出 寡黙な母の教育

母は寡黙の人だった。正直のところ、母が私に何を諭したか覚えていない。 母は、大きな城で仕えるよりは小さな城の主になることを好むようなタイプの父と結婚し、父の自営業を支えながら、5人の子供を授かった。( …

童謡詩人・金子みすゞ「石ころ」~石ころの呟きを聞いたことがありますか?

石ころ  金子みすゞ きのうは子どもを ころばせて きょうはお馬を つまずかす。 あしたはたれが とおるやら。 いなかのみちの 石ころは 赤い夕日に けろりかん。 *金子みすゞ童謡集「なしのしん」から …

「わらい」 童謡詩人・金子みすゞ

わらい  金子みすゞ それはきれいな薔薇いろで、 芥子(けし)つぶよりかちいさくて、 こぼれて土に落ちたとき、 ぱっと花火がはじけるように、 おおきな花がひらくのよ。 もしも泪(なみだ)がこぼれるよう …

 

  • 46現在の記事:
  • 101今日の閲覧数:
  • 198昨日の閲覧数:
  • 24854総訪問者数:
  • 66今日の訪問者数:
  • 159昨日の訪問者数:
  • 101一日あたりの訪問者数:
  • 0現在オンライン中の人数: