三世代家族のブログ

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ばあちゃん(さっちゃん) 童謡詩人 金子みすゞの詩

童謡詩人・金子みすゞ「仙人」

投稿日:

花をたべてた仙人は、

天へのぼってゆきました。

   そこでおはなしすみました。

わたしは花をたべました、

緋桃(ヒモモ)の花は苦かった。

   そこでげんげをたべました。

お花ばかりをたべてたら、

いつかお空へゆけましょう。

   そこでも一つたべました。

けれどそろそろ日がくれて、

お家のあかりがついたから、

   そこでごはんをたべました。

*みすゞ詩画集「花」より   詩・金子みすゞ  画・栗原佳子

金子みすゞの詩「仙人」を読むと、文学少女だった若き日のみすゞさんの姿が目に浮かんできますね。と同時に、ただの空想好きの少女ではなく、現実に生きる非常に機智に富んだ賢い女性だったのですね^^

この詩の評価には、な~んだと言われる方が半分、私のようにたまらなくおもしろくて笑ってしまう方が半分の世の中でしょうか?

この詩を読むと、「睫毛の虹」の詩を思い出します。

睫毛の虹 詩・金子みすゞ

ふいても、ふいても

湧いてくる、

涙のなかで

おもうこと。

―――あたしはきっと、

   もらい児よーーー

まつげのはしの

うつくしい、

虹を見い見い

おもうこと。

ーーーきょうのお八つは、

   なにか知らーーー

*この「睫毛の虹」の詩が大好な方と思われるのは、よしだみどりさんです。

氏が出された金子みすゞさんの詩集を「睫毛の虹」にしておられますから~?

-ばあちゃん(さっちゃん), 童謡詩人 金子みすゞの詩

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