三世代家族のブログ

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ばあちゃん(さっちゃん) 童謡詩人 金子みすゞの詩

郷土の童謡詩人 金子みすゞ「林檎畑」~大きな宇宙の広がりと繋がり~

投稿日:

七つの星のそのしたの、

誰も知らない雪国に、

林檎ばたけがありました。

垣もむすばず、人もいず、

なかの古樹の大枝に、

鐘がかかっているばかり。

ひとつ林檎をもいだ子は、

ひとつお鐘をならします。

ひとつお鐘がひびくとき、

ひとつお花がひらきます。

七つの星のしたを行く、

馬橇(ばそり)の上の旅びとは、

とおいお鐘をききました。

とおいその音をきくときに、

凍ったこころはとけました、

みんな泪に(なみだ)になりました。

*『金子みすゞ 花の詩集3』より   絵・よしだみどり

七つの星の下の出来事・・・

真っ白な雪景色に、赤い林檎(リンゴ)。

ひとつの林檎に、ひとつの鐘、ひとつのお花。

雪、凍ったこころ、とける、泪。

みすゞさんはお話上手だったとのことですが、短い詩の中に

大きな宇宙の広がりと繋がりを、

目の世界、耳の世界、こころの世界で表現しているのですね^^

-ばあちゃん(さっちゃん), 童謡詩人 金子みすゞの詩

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